【小惑星探査ミッション】明日12/6未明、はやぶさ2が帰還予定!
こんにちは、kpilglimです。
8月から考えてきた実験が、昨日でようやく終わって少しホッとしています。。。
実験の内容としては、小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」に次ぐ新しいサンプルリターンカプセルがJAXAより提案されており、そのカプセル周りの流れに関する実験でした。
もう年末に近づいており落ち着きたいところですが、今回の実験結果を近々の学会で発表するためにまとめなければならず、日々任務に追われております。笑
はやぶさ2が...
さて、「はやぶさ2」と聞いて、何か気づいた方はおられますでしょうか?
2014年12月3日に打ち上げられたはやぶさ2ですが、ついに明日の未明に地球に帰還するのです!(日本時間で午前2:00〜3:00ごろ豪州ウーメラに着地予定)
2014年といえば、私は高校2年で野球のことしか頭にない頃でしたね。まさか6年後にこんなに学問に携わって、宇宙に関わっているとは当時は思わなかったなあ。笑
はやぶさ2はどこに行ってたのか
はやぶさ2は小惑星リュウグウを目標天体として、宇宙の旅を続けてきました。見事その表面サンプルを取得することにも成功しているので、地球に持ち帰るのが非常に楽しみです^^*
リュウグウの詳細については、私が語るよりもJAXAのページを参考にするのがベストだと思うので、そちらのリンクを貼っておきます。結構詳しく書いてあるので、気になる方は是非見てみてください。
小惑星探査の意義
それではなぜ、はやぶさ、はやぶさ2、NASAのOSIRIS-RExなど多くの小惑星探査が行われるのでしょうか。
その答えは、小惑星が何からできているかが鍵になります。
今の太陽系が完成する前、まだ地球などの惑星も存在しない頃、その周辺は塵やガスが散らばっている世界でした。その塵やガスがどんどんと集まってきて太陽や地球などの大きな天体が形成されていったと言われています。
そして、そのような大きな天体にはなれずに小さな天体のままとなったものが「小惑星」ということです。
小惑星は、地球などの活動が活発な惑星よりも、太陽系ができた頃の情報を維持していると考えられています。そのため、
- どのように太陽系が誕生したのか
- 生命の起源は何なのか
- 水はどこからきたのか
などの疑問を解決する手がかりを小惑星探査から見つけられるのではないかと期待できるのです。
はやぶさ2帰還のライブ配信あります
恒例のライブ配信がありますので、貼っておきます。
ではではこの希少な機会に、あなたもはやぶさ2の帰還を見届けましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました^^*